2025.10.21
ウガンダ国家農業研究機構(NARO)と覚書を締結しました
株式会社フェイガーは、ウガンダ共和国の国立農業研究機構(National Agricultural Research Organisation、以下 NARO)と、2025年10月13日付で覚書(MoU)を締結しました。
本覚書は、フェイガーが日本の経済産業省の支援を受け、同国で「カーボンクレジットを活用した収益性・生産性を高める環境配慮型稲作の実証事業」を開始することを契機に締結されたものです。フェイガーは、NAROおよびその傘下にある国立作物資源研究所(NaCRRI)との連携のもと、環境配慮型稲作に関する研究開発、技術移転、人材育成、政策提言などをウガンダで進めていきます。
上記実証事業は、ウガンダ国内での環境配慮型稲作の推進および農業由来カーボンクレジットの創出による稲作農家の収益向上を目的とするものです。
ウガンダ東部ムバレ県のドホ灌漑地区(合計約2,000ha)内の一部区画において、間断灌漑(AWD)の導入およびバイオ炭の施用による効果を定量化し、複数の方法論を用いたカーボンクレジットの創出ポテンシャルを検証します。
フェイガーは、今回のMoUによって確立されたNAROとの協力枠組みを土台に、ウガンダ全土およびアフリカ域内の他国への事業展開を目指し、持続可能な農業の実現と農業セクターの脱炭素化を推進してまいります。


調印式当日の様子