2026.11.02

お知らせ

フェイガー、タイ初の農業大学であるカセサート大学農学部と覚書(MOU)を締結



タイにおける低炭素農業とカーボンクレジット事業の推進に向け、学術的知見を生かした社会実装と研究開発を目指す


農業由来のカーボンクレジットの創出から販売までを手がける株式会社フェイガー(本社:東京都千代田区、代表取締役:石崎 貴紘、以下「フェイガー」)は、タイ王国のカセサート大学農学部(Faculty of Agriculture, Kasetsart University、以下「カセサート大学農学部」)と、低炭素農業を通じた持続可能な農業の実現に向けて、事業・研究の両面での連携を検討する覚書(MOU)を、2026年10月19日に締結したことをお知らせいたします。

■ 本覚書締結の概要
カセサート大学は、タイで最初に設立された農業大学であり、世界有数の学術機関です。農業研究において長く優れた実績を持ち、豊富な専門知識と先端的な研究設備を通じて、タイの一次産業と環境科学の発展に大きく貢献してきました。
タイは世界有数のコメ生産国であり、水田から発生するメタンの削減は、気候変動への対応と農業の持続可能性の両面で重要な課題となっています。その有効な手段として、水田に水を張り続けずに湛水と落水を繰り返す水管理技術「AWD(間断灌漑)」※が注目されています。フェイガーは、日本国内での農業由来カーボンクレジットの創出で培った知見を生かし、アジア各国で環境配慮型農業の普及に取り組んでいます。
本覚書のもと、カセサート大学農学部の学術的知見と、フェイガーのカーボンクレジット事業における専門性を組み合わせ、研究・実証からカーボンクレジットの創出までを見据えて、低炭素農業の社会実装と価値創出に向けた連携を検討してまいります。また検討の対象には、AWDに加え、もみ殻などを炭化して農地にまき、炭素を長期にわたって土壌に貯留する「バイオ炭」の活用も含まれます。

※AWD(Alternate Wetting and Drying:間断灌漑)
水田に水を張り続ける従来の方法に代えて、水位を田面の下まで下げる落水と、再び水を入れる湛水を繰り返す水管理技術。水に覆われて酸素のない土壌の中で微生物が生み出すメタンを抑えられるほか、灌漑用水やポンプの燃料の削減にもつながる。


ガスクロマトグラフィー設備・バイオスティミュラント研究施設

■ コメント
カセサート大学 農学部 学長 パチャリヤ・ブーンコルカウ
「本MoUを通じてフェイガーと持続可能な農業分野でのパートナーシップを模索し、実証実験から圃場での測定・節水技術・デジタルMRV・農家への技術指導など低炭素農法の発展・拡大を推進して参ります。フェイガーと力を合わせることにより、タイおよびその他の地域の農家コミュニティに対して真の価値を創造できると確信しております。」

株式会社フェイガー 代表取締役 石崎 貴紘
タイの農業を代表する研究機関であるカセサート大学農学部と覚書を締結できたことを、大変光栄に思います。AWDやバイオ炭などの低炭素農業を広げていくには、現場に根ざした科学的な裏付けが欠かせません。カセサート大学農学部の知見と、農業由来カーボンクレジットの創出等で培ったきた当社の知見を掛け合わせることで、タイの農家の皆さまとともに、環境改善と収益向上を達成しながら、持続可能な農業の実現へ貢献してまいります。」

■ 採用情報
フェイガーでは、国内外でのカーボンクレジット事業の拡大に向けて、ともに事業を創っていく仲間を募集しています。持続可能な農業と、公正な社会の実現に関心のある方のご応募をお待ちしております。
採用情報:
https://faeger.company/recruit/

■ 株式会社フェイガーについて
株式会社フェイガーは、農業由来カーボンクレジットの創出から販売までを一貫して手がけるスタートアップです。生産者との協働により脱炭素農業の収益化を支援し、気候変動に適応する「耐候性ソリューション」の開発を通じて、持続可能な農業体系の構築を目指しています。

会社概要
会社名:株式会社フェイガー
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階 0 Club
代表者:代表取締役 石崎 貴紘
事業内容:脱炭素型農業支援、カーボンクレジット創出・販売支援、耐候性ソリューションの研究開発
コーポレートサイト:
https://faeger.company/

■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社フェイガー
広報担当
E-mail:info@faeger.co


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