アフリカ連合(AU)食料システム特使と個別面談を行いました
株式会社Faeger(本社:東京都千代田区、代表取締役:石崎貴紘)は、2025年8月20日〜22日に横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に合わせ来日したアフリカ連合 食料システム特使のイブラヒム・アッサン・マヤキ博士と、8月22日に国際協力機構(JICA)本部において個別面談を行いました。
(向かって左からディオップ博士、フェイガー船山、マヤキ特使)
ニジェール共和国出身のマヤキ特使は、2009年から2022年4月までアフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)の長官を務め、NEPAD事務局を大陸初の開発機関とする改組を主導。1997年から2000年にかけてニジェール共和国首相を、またそれ以前には外務大臣を務めた人物です。さらに、2019年には、長年にわたるTICADへの積極的な関与等の功績が認められ、天皇陛下(徳仁天皇)から旭日大綬章を受章しています。
マヤキ特使は、今回の訪日に際し、アフリカにおける食料システムの変革に寄与し得る活動を行っている日本の企業、特にスタートアップ企業との面談を希望され、フェイガーにも声がかかりました。
1時間弱の面談では、R&Dマネージャーの船山がフェイガーの事業概要とともにアフリカでの事業推進計画を説明し、マヤキ特使および同席したハマディ・ディオップ博士から積極的にコメントや質問が行われました。
特に、間もなく実証事業開始を予定しているウガンダでの事業規模や事業開始にあたっての準備状況、周辺国への事業拡大時期などについて具体的な質問がなされ、フェイガーのアフリカでの事業展開に対する期待がうかがわれました。
面談の終盤では、フェイガーのカーボンクレジット事業と親和性の高いアフリカ地域機関へ紹介することをマヤキ特使が提案し、ディオップ博士からも当該機関と連携する利点について補足説明がなされました。
フェイガーはこれからも農業やカーボンクレジットに関わる国際機関や各国政府機関と緊密に連携しながら、アフリカでの本格的な事業展開を進めていく予定です。