フェイガー、インドネシアで開催された「Carbon Digital Conference 2025」に参加

フェイガーは、インドネシア・バントン州のバンドン工科大学(ITB)で開催された Carbon Digital Conference(CDC)2025 に参加しました。
CDCはインドネシア炭素取引協会(IDCTA)が主催する年次の代表的な国際会議で、50か国以上からリーダーや政策担当者が集まり、同国の新たなカーボン経済の展望について議論が交わされました。

今回、フェイガー東南アジア事業ディレクターの 坂本和樹 が
「Japanese Corporate Prospects and Expectations on the Indonesian Carbon Credit Market: Strengthening Commitment Through MRAs」
のセッションに登壇しました。

坂本は、東南アジアでの農業脱炭素プロジェクトの経験を踏まえ、インドネシア市場への参入に向けた初期の取り組みや検討状況を紹介しました。

特に、水田メタン削減やバイオ炭活用の可能性、そして市場形成に向けて不可欠となる政策整備、MRV(モニタリング・報告・検証)体制、さらにはカーボンアセットの信頼性を国境を越えて担保するための MRA(相互承認協定) の重要性について言及しました。

本セッションを通じ、インドネシアと日本の連携に対する期待の高まりが改めて示されました。とりわけ、デジタル技術と現場実装が両輪となる農業分野において、官民連携の重要性が共有されました。

フェイガーは今後も、現地の行政・研究機関・民間企業との協働可能性を探りながら、インドネシアにおけるプロジェクト展開の可能性を検討してまいります。



イベントの詳細はこちら

https://carbondigitalconference.id/

PAGE SHARE

一覧に戻る

フェイガーへのお問い合わせはこちら