2025.06.02

お知らせ

フェイガー、岩手県一関市にて田植え研修を実施
〜田んぼで学ぶ米づくりのリアルを通して深まる相互理解〜

株式会社フェイガー(以下、当社)は、2025年5月下旬、岩手県一関市にあるフェイガー社員が運営する圃場にて、田植え研修を実施しました。研修にはフェイガーのスタッフ15名が参加し、カーボンクレジット創出の現場でもある水田での稲作体験を通じて、農業や脱炭素の実態を学ぶ貴重な機会となりました。

■ 田植え研修の目的
フェイガーは、農業の脱炭素化と収益化を両立させる「生産者ファースト」の仕組みを軸に、農業由来カーボンクレジットの創出・販売を行っています。本研修は、社員一人ひとりがクレジットの背景となる“農の現場”を理解することを目的として実施されました。


■ 手植えと田植え機、両方の体験を通して
当日は、社員が運営する圃場を舞台に、昔ながらの手植えと、田植え機による植え付けの両方を体験。天候にも恵まれ、参加スタッフからは「苗1本の重みを感じた」「泥に足を取られながら、農業の大変さと尊さを実感した」などの声が寄せられました。


■ 社員の声から見える、田植え研修の学びと変化
田植え後の講義では、米の等級を目で確認すること、品種による味の違いの食べ比べを実施。今回会場を提供してくれた社員のご家族から、”はっとう汁”(すいとん汁)のふるまいもいただきました。


座学では、水管理の実際、田植えに使う機械や手法など、農業現場の基礎を座学と実地の両面から学びました。特に「中干し延長」などカーボンクレジットの基盤となる営農管理の意味や背景を理解できたことが大きな収穫となりました。

研修を通して参加者同士の距離がぐっと縮まり、「行きと帰りのバスの空気がまったく違っていた」という声からも、チームの一体感が自然に育まれたことがうかがえます。

■ 社内に根付く“フェアネス”と生産者への理解
参加者からは「こんなに身近なお米について、何も理解できていなかったことに気がついた」「カーボンクレジットの議論が、リアルな現場とつながった」「これからの広報活動や営業にも深みが出そう」といった声が挙がり、現場体験によって社内に“生産者視点”が共有されるきっかけとなりました。


■ 今後の展望
フェイガーは今後も、「環境価値市場の創出」と「持続可能な農業体系の構築」を推進するとともに、現場を知るスタッフの育成や、農業生産者・企業との長期的な信頼関係構築を大切にしてまいります。





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