2026.08.06

お知らせ

フェイガー、タイのWAVE BCG・GreenCal・Wonnapobと低炭素米プロジェクトおよび国際基準カーボンクレジット開発に関するMoU(基本合意書)を締結
〜農業分野における脱炭素化を推進し、タイ産低炭素米の日本市場展開および農家の収益向上を目指す〜

株式会社フェイガー(本社:東京都千代田区、代表取締役:石崎 貴紘) は、2026年7月21日、タイのWonnapob Co., Ltd. 本社(ノンタブリー県)にて、GreenCal (Thailand) Co., Ltd.、Wonnapob Co., Ltd.、およびWAVE BCG Co., Ltd.の3社とともに、「低炭素米プロジェクトによるカーボンクレジット開発および低炭素米輸出」に向けた覚書(MoU)を締結いたしました。

■ 本提携の背景と目的
持続可能な農業の実現と気候変動対策がグローバルな課題となる中、農業分野における温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みが急速に求められています。
本取り組みは、タイ農業・協同組合省(Ministry of Agriculture and Cooperatives: MoAC)のスリヤ・ジュアンルンルアンキット大臣方針のもと、米局(Rice Department: RD)のアノン・ノンシー局長が主導する「低炭素米推進政策(スパンブリー県でのモデル事業等)」と強力に連動する官民連携プロジェクトです。タイにおける低炭素米の生産推進、国際基準を満たす高品質なカーボンクレジットの開発、そしてタイ産低炭素米の日本を始めとする国際市場における競争力強化を目的としています。
タイと日本をつなぐ4社の提携により、農業技術・イノベーション促進、農家への伴走支援、国際規格に準拠したカーボンクレジット開発・管理、そして国際市場への流通展開までを包括する持続可能な農業エコシステムを構築します。

■ 4社の強みを活かした包括的エコシステムの構築
本プロジェクトは、間断灌漑(AWD)の普及や環境配慮型の土壌改良材の活用を通じ、水稲栽培におけるGHG排出量を削減するとともに、収量増加と農家のスキル向上を目指すものです。
タイと日本をつなぐ4社が連携し、農業技術・資材提供、デジタルモニタリング、クレジット開発、米の買取・輸出までを包括する持続可能な農業エコシステムを構築します。

■ 4社の役割と連携内容
フェイガー: 間断灌漑(AWD)のモニタリングおよびデータ管理を一元化するデジタルMRVプラットフォームを提供。JCMやCORSIA等の国際規格に基づくカーボンクレジット開発の知見を提供し、創出されたクレジットの管理・国際市場での販売を担います。
WAVE BCG: タイ現地での農家指導・現場調査・MRV(測定・報告・検証)の実行、およびGHG削減・クレジット開発のためのドキュメント作成を行います。
GreenCal: シリカ系土壌改良材「GreenCalSi」の供給と農家研修を実施。化学肥料の削減と収量向上効果の共同研究・モニタリングを担当します。
Wonnapob: プロジェクト参加農家が生産した品質基準を満たす低炭素米を買い取り、日本市場をはじめとする国際市場へ輸出・流通させます。

■ 今後の展望
本プロジェクトは、日タイ両国の連携による農業分野のGHG削減を加速させる重要なマイルストーンです。低炭素米の生産とカーボンクレジットの創出を通じて、地球環境への貢献のみならず、カーボンクレジットによる還元や高付加価値なお米の輸出を通じて、農家の新たな収入機会の創出を目指します。
フェイガーは今後も、国内外における持続可能な農業の促進に努め、農家と企業がともに成長できる脱炭素社会の実現に貢献してまいります。


締結式の様子


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