2025.11.25

R&D お知らせ

東京都事業「プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業」に採択されました

このたび株式会社フェイガーは、東京都が主催する、小規模な排出削減活動等を取りまとめてカーボンクレジットの創出を目指す事業者を支援する「プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業」の支援対象企業として採択されました。

「プログラム型プロジェクト」とは、複数の中小企業等によるクレジット創出活動をまとめてカーボンクレジットにすることが可能なJ-クレジットのスキームです。
個社で取り組むより簡単に、カーボンクレジット創出に取り組むことが可能です。

フェイガーは、水稲栽培における中干し期間の延長によるメタン排出削減及び、バイオ炭の農地施用による炭素貯留の取り組みで、都内中小企業等の排出削減活動等を取りまとめてクレジットを創出するとともに、削減等の成果に応じた参加者への利益の還元を目指します。

当社の取り組み概要:
<水稲栽培における中干し期間の延長によるメタン排出削減>
農業由来で国内最大級のJークレジットを創出してきた実績と、全国で拡大中の「水稲の中干し期間延長」の経験を生かし、フェイガーは都内の水稲栽培におけるカーボンクレジット創出を後押しします。初期導入費用ゼロ、記録負担も最小限で参加できる仕組み(導入サポート)に加え、農業総合支援サービスを提供することで、生産者のメリットを最大化します。

<バイオ炭の農地施用による炭素貯留>
バイオ炭はネット・ゼロに不可欠であり農業生産性にも貢献する技術ですが、今後の普及のポイントは農家のメリット(収量・生産性向上効果)の見える化です。本プロジェクトでは都内の未利用資源を活用してバイオ炭を農地に施用し、永続性の高い吸収・除去系カーボンクレジットの創出拡大、都内での資源循環モデルの構築を目指します。

参考:「プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業」について
「プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業」は、都内中小企業等によるカーボンクレジット創出を促進し、クレジット取引を活性化していくため、都内中小企業等との幅広いネットワークを有する支援機関等と連携してプログラム型プロジェクトを運営し、都内中小企業等の削減・吸収活動のクレジット化に取り組む事業者を公募・選定し、令和7年度から令和9年度までの3か年度にわたり、成果連動型の協定金によりその取り組みを支援する事業です。

東京都による公式ウェブサイトはこちら

https://www.program-credit.metro.tokyo.lg.jp/

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