
「Earth to Table」をコンセプトに、農業から新たな付加価値を⽣み出す6次産業化に取り組む。
岩手県北上市 株式会社西部開発農産
Profile

1986年創業、日本最大級の農地において、米穀作物(水 稲・大豆・小麦・蕎麦)を中心に栽培。肥育牛(黒毛和牛)の生産と食品加工も含めた複合経営で、直営の焼肉店も運営している。地球環境の持続可能性の追求、労働安全・衛生、人権・コンプライアンス、雇用創出・地域社会への貢献、品質・農場管理の継続的改善、取引先への配慮、といった点に重点的に取り組むことで、地域社会やステークホルダーとの信頼関係の構築や企業価値の向上に努めている。
照井勝也様
岩手県北上市 株式会社西部開発農産 代表取締役社長

Background
“食”を支えることは地域、国を支えること。
地域、国を良くするためには、農工商連携のバランスが必要。北上市は工業が盛んですが、北上川下流平野部は岩手県有数の穀倉地帯でもあります。しかし農業従事者は年々減少。
日本の食料自給率は38%と低く、最近は世界情勢の影響も受けやすくなっています。当社のような法人が個人農家の耕作放棄地を引き受けることで、安定した食糧供給に貢献していくことに誇りを感じています。
Value
農畜産物に付加価値を
6次産業化に早くから取り組む
農業と一言で言っても、ただ作るのではなく、どういったものを作るか、誰に向けてどこで売るのかを考えることが大事。当社は創業当時から自分たちで作った農産物の加工品も手掛け、直営店も展開してきました。
直営の良いところは、お客様の顔が見えて、「美味しい」の声を聞けること。そして仲卸を通さないため利益が出やすいことです。
農業もこれからは法人化の時代なので、一つの産業として経営を成り立たせることが重要となっています。


Future
温暖化の影響を直接受ける農業。
自分たちができることは何かを考えて実行する。
この2、3年は夏だけでなく秋も暑く、高温障害が出やすくなっています。冬の降雪量が少ないため春先の水量も減り、米の品質にも関わってくる状況です。
カーボンクレジットの制度で、農業を通して二酸化炭素の排出削減を行っていることについて、その具体的な影響を見える化していければなお良いと思います。フェイガーと共にそういった情報発信をすることにより、農家にとっても消費者にとっても付加価値が生まれ、ポジティブない影響があると信じています。
Other Voices
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トピックス
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ブログや用語解説などの様々な形で発信していきます。