「共生(ともいき)」の精神を未来へつなぐ。地域と歩む鈴与のサステナビリティ戦略

「共生(ともいき)」の精神を未来へつなぐ。地域と歩む鈴与のサステナビリティ戦略

鈴与株式会社

Profile

「共生(ともいき)」の精神を未来へつなぐ。地域と歩む鈴与のサステナビリティ戦略

1801 年に清水港(静岡市清水区)で廻船問屋として創業し、2021年に創業220周年を迎える。「課題解決力」「現場力」「価値創造力」を強みに、倉庫・運輸・国際物流などあらゆる物流ニーズに対応し、物流のほか、商流・建設・食品・航空事業など7つの事業を展開する「鈴与グループ」のリーディングカンパニーとして、経営の拠りどころである「共生(ともいき)」の精神のもと、地方創生にも積極的に取り組んでいる。長年にわたる信頼と実績を礎に、グループ全体でサステナブルな未来づくりに貢献している。

片山 順

鈴与株式会社 経営企画室 サステナビリティ推進チーム  

Background

静岡・清水と共に歩んだ歴史が、地元や環境との共生へとつながる

鈴与は220年以上の歴史を重ねてきましたが、時代の変化とお客様のニーズの変化に合わせて、事業内容を柔軟に変革させてきた「自己改革の歴史」こそが我々の存在意義であると考えています。

日本全国、世界各地へと事業展開しつつも祖業の地である清水港を中心とした清水・静岡という「地元」への貢献については、重要視しています。

2024年にはサステナビリティ推進チームを立ち上げ、気候変動やCDP対応、GHG削減に向けて、本格的な取り組みをスタートしました。

(写真は創業の地、清水港)

Value

“お金ではなく、想いで選ぶ”
フェイガーとの出会いが示した共創の形

鈴与にとって気候変動・地球温暖化対策は率先して取り組むべき最優先事項。EV導入や物流効率化といった直接的な対策に加え、クレジット活用といった間接的なアプローチも視野に入れています。

フェイガーが提供する農業由来のカーボンクレジットは地元・静岡の田んぼから生まれるという地域性、農家支援を大前提とした仕組みに深く共感しました。

環境への責任を“お金で帳尻を合わせる”のではなく、汗をかいて自らの手で地域の課題解決を行っていくような、企業としての価値観が合致していると感じています。

(写真は静岡県菊川市での環境保全活動の様子)

Future

事業環境の変化に依らない持続的な「人」と「地域」への貢献を

大なり小なり様々な地域貢献活動を行っていますが、2018年からスタートした酒米栽培を通じた環境保全活動もそのひとつ。

静岡県菊川市 と茨城県牛久市の環境維持保全活動を通して酒米を育て、静岡県の酒蔵で日本酒の醸造を行うプロジェクトを実施。社内外の関心を集め交流のきっかけにもなっています。

地域社会で事業活動が出来るのも存在を認めてもらえる土地、場所があってこそ。企業市民として、自分たちだけでなく、全てのステークホルダーである社会全体が持続的発展を遂げられるように行動していきたいと考えています。

(写真は環境保全活動で育てた酒米から醸造された日本酒『ともいき』)

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