スマート農業と環境配慮を2軸に、安定的で健全な農業経営を。

スマート農業と環境配慮を2軸に、安定的で健全な農業経営を。

愛知県飛島村 株式会社さんくすふぁーむARAKAWA    

Profile

スマート農業と環境配慮を2軸に、安定的で健全な農業経営を。

会社名のとおり、感謝の心を持って誠実な農業を実践することを理念としている。管理面積は約70ha。生産品目は米・小麦・大豆で1年の中で米が40ha、小麦大豆が転作で30ha。 荒川社長ご夫妻、水野さん、時に応援農家さんやアルバイトの方々で作業を行っている。 水野さんは前職まではイベント制作の会社に勤めてていたが、コロナ禍で仕事が減った際、田植えのアルバイト募集をしたご縁から、生産性のある仕事がしたいという思いもあり入社。以降4年間、辞めたいと思ったことは一度もないと言い切れるほど、充実した環境で農業に携わっている。

水野 竜典

愛知県飛島村 株式会社さんくすふぁーむARAKAWA    

Background

全国トップクラスの財政力を誇る村。         区画整備の進んだ土地で、効率的な農業が可能

飛島村はほとんどが干拓で開発された農地で、臨海工業地帯と田園地帯に大きくわかれている特色があります。

農家は大規模化が進んでいて機械化など効率的な農業が実践されています。水についても時間帯や日程の制限はありますが、夏に水不足で苦労する地域がある中、自治体のおかげで安定した水の供給体制が整っているというベースがあります。

Value

慣行栽培・農法では今の気候変動に対応できない。昔と同じことを繰り返していては良くならない。 

一昨年、農作業中に熱中症で倒れました。除草剤の重いタンクを背負い、35度の日中、長時間作業をするというのは近年の高温化の中では限界があります。

化学肥料も、気温が高ければこれまで以上に肥料が効きすぎ、稲が伸び、そして倒れてしまいます。

当社では、ドローンやトラクターの自動操舵といったICT化で人間の負担を減らして安全な労働環境を作るとともに、土づくりを大切にし化学肥料や農薬になるべく頼らない農法を取り入れています。

Future

知る努力、改善する努力をしているかどうかで今も未来も変わっていきます。

課題としては、環境負荷低減等、持続可能な農業と、生産者の豊かな生活のバランスが今の所とれておらず、非常に多面的で深刻な問題だと思います。

小さな農業経営体ではありますが本気でその課題を解決していく為に色々な取り組みにチャレンジしています。

カーンボンクレジットへの取組もその一環です。DXや新しい制度に対応できるかどうかは、知ろうとする努力次第。農業は調べればたくさんの技術資料がありますし、様々な方面からのアドバイスも受けられるので、やる気さえあれば学びと成長の機会はいくらでもあると思っています。

私たちが作ったクレジットは自治体も含め、近くのセントレア空港や航空会社、製造業の企業に積極的に活用してもらいたいと思っています。

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